考える技術書く技術|第四部 : 表現の技術の要約

新社会人の読書ログ
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バーバラ・ミントの『考える技術・書く技術』を読んだので、要約をまとめていきたいと思います。

ロジカルシンキングの本といえば『考える技術・書く技術』と言っても過言ではないぐらい有名な本書。

「読み手がより読みやすいように、理解しやすいように文章を書くためにはどうしたらいいか」ということを書いた本なのですが、なぜかこの本が読みにくい…

読むのにかなり頭を使うため、私も読破までかなりの時間を要しました。

読みきれずに挫折してしまった人も多いのではないでしょうか。

というわけで、『考える技術・書く技術』の主張をおおまかに要約しました。

この記事をよく読んで大枠を理解した後で本書を読むと、スラスラ理解できるでしょう。

この本は4部構成になっています。

第一部が書く技術、第二部が考える技術、第三部が問題解決の技術、第四部が表現の技術。

今回は第四部の「表現の技術」の要約です。

第一部から第四部はこちらから。

ピラミッドを完成させたら、次は実際に考えを表現していきます。

第4部では、記述形式を中心に、考えを視覚的にわかりやすく伝えるためのルールについて述べられています。

第10章 : 文章構造にピラミッドを反映させる

読み手の作業をできるだけ楽にするため、構造を強調したり、グループ間の移行をわかりやすくしたりする必要があります。

構造を強調する

ここからは、読み手がより理解しやすいようにするための視覚的効果についていくつか例を述べていきます。

見出し

見出しのつけ方は以下のようなことに注意しましょう。

見出しのつけかた

・各レベルの見出しは必ず2つ以上

・同じ種類の考えは表現スタイルも同じにする

・見出しは考えの本質を簡潔に表現する

・見出しがなくても伝わるように文書にする

・最初に見出しの紹介をする

・考えの中身がないのに見出しにしようとしない

アンダーライン

見出しの他には、アンダーラインを引くという手法もあります。

上位の補助ポイントは番号をつけ、下線を引き、左端から書き始め、その下のレベルでは、文頭を下げ、括弧番号をつけ、感染を付ける、…などといったテクニックを使い、見栄えのよいものを作りましょう。

数字のインデックス

見出しの代わりに数字のインデックスをつけることもあります。

数字は容易に正確に参照できますが、読み手の集中が切れるというデメリットもあります。

数字を使う際は、要点がわかるよう、見出しと併用して使うようにしましょう。

インデントによる右寄せ

あまりに文書が短い場合などは、見出しではなく、インデントを用いて視覚的にわかりやすくするのもよいでしょう。

ドット・ダッシュの箇条書き

インデントによる右寄せの変形が、ドット・ダッシュの箇条書きです。

主ポイントを浮きだたせるために用います。

グループ間の移行を助ける

文書の導入部を書き終え、文書全体を各段階になると、キーラインに対しても短い導入部を書く必要があります。

今文書のどこにいるのか、次にどこに行こうとしているのかを読み手にわかりやすく教えるためです。

グループ間の移行を助けるためには

・S-C-Qのストーリーを作る

・前の部分の考えを抜き出し、冒頭の文章で振り返る

・章や節を要約する

・主ポイントを再度強調し、全体を締めくくる

・次のステップに関するコメントが必要な場合はそれを最後の結びとする

第11章 : 文章表現にピラミッドを反映させる

概念的にものを考えるときは、言葉ではなくイメージを用います。伝えたいことを「見る」ことから始めることで、明確な文章を書くことができるのです。

イメージをつかんでからそれを言葉にしていくのです。

イメージを創り出す

どのような構造になっているのかが感覚的にわかるよう、伝えたいことをイメージで現します。

円や三角形、矢印などを用いて、方向や相互関係がわかるように略図化するのです。

イメージを言葉にコピーする

頭の中にある考えの関係がイメージで現すことができたら、それを明確な文章に置き換えることができます。

まとめ

第四部は、考えを表現する際についてのテクニックをご紹介しました。

最後の部は、そこまで難しく感じなかった人も多いのではないでしょうか。

実際にピラミッド構造にした考えを表現するには、読み手に視覚的にもわかりやすく伝えること、そしてその伝えたいことの関係性をイメージにしてから言葉に落とすこと、これが大事であると言うことでしたね。

これで長く続いた『考える技術・書く技術』の要約がようやく終わりました。

一番重要なのは、ピラミッド構造を理解し、作れるようになることではないでしょうか。

ここまでの4記事をしっかり理解できた人は、実際に本書をじっくり読んでみることをおすすめします。

一度挫折したことがある人も、今までの記事が理解できていれば、本書を読むのはとても楽に感じると思います。

本書のおすすめの読み方は、本書に出てくる具体例を見て、何がおかしいかを考えてみることです。

本書では、原文を修正してより読みやすい構造に直していく過程を見ることができます。

それを実際に、クイズのように自分でやってみるのです。

非常にいい練習になるでしょう。

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